2007年05月11日 17:10

一昨日(4月26日)、「家族の絆を守る会」の設立総会が約90名の参加の下、開催されました。設立総会では、設立趣意書案、定款案、本年度事業計画案、本年度収支予算案、役員人事案などが提案され、参加者の総意で了承されました。
理事長に就任した古賀俊昭氏(都議会議員)の挨拶の中で「戦後、マッカーサー連合軍が徹底的な日本弱体化政策を実施。これによる国家、家族を軽視する風潮が今の日本を悩ませている」と強調。
年間約3万人に上る自殺について「家族の絆がしっかりしていれば自殺を思いとどまるはず」とし、また「児童虐待の原因となり、子供の心に傷を残す離婚の防止を訴えていくべきだ」と、家族の絆を重視した実践的な運動の必然性を訴えられた。
古屋氏は、「民法772条の300日規定見直し問題で、家族の絆や一夫一婦制を解体するグループの介在」を指摘したうえで、この度の設立は「5週遅れの出発」ではあるが、家族擁護のネットワークを形成していくことへの期待が表明されました。
また、西川氏は男女共同参画5ヵ年計画について「女性の仕事優先、子育ては二の次の政策が官僚によって立案され、膨大な予算が付いた」と家族軽視の政策を批判し、「社会の基準単位は家族」という価値観の重要性を力説されました。
さらに、稲田氏からは、今回の離婚促進法案である民法772条の300日規定見直し問題で、自民党内にもそれを支持する、党内左派との闘いを通じて、まずは自民党内左派と闘うことが問われていることが語られ、「闘う政治家」が求められていることが強調されました。
その上で、この度、地方議員や市民の皆様の力によって本会が設立したことへの敬意と期待が表明されました。
設立大会には、産経新聞やネットを通じて参加した方々も多数おられ、熱気に溢れた設立総会となりました。ご出席された皆様にはこの場をお借りしまして御礼申し上げます。
なお、本会は、日本会議首都圏地方議員懇談会の常任幹事会で提唱され、渡辺 眞(日野市議会議員)を座長とする、小委員会が開催され、伊藤純子(伊勢崎市議会議員)事務局長、松浦芳子(杉並区議会議員)理事、加藤久平(三鷹市議会議員)理事、三野由美子(藤沢市議会議員)理事、山本敏昭、岡本明子企画委員などにより準備がなされてきました。
本当にお疲れ様でした。
「家族の絆を守る会」設立趣意書
世界人権宣言第十七条には、「家庭は、社会の自然かつ基礎的な集団単位であって、社会及び国の保護を受ける権利を有する。」と述べられています。
この宣言を待つまでもなく、太古の昔から、家族は互いを守りあい支えあい、安らぎを得てきました。人は、ひとりでは生まれることも育つことも出来ません。人間が生きて行く上で、家族は無くてはならない絶対的な存在です。
また、家族は人間の幸せの源ですが、いつも幸せな時ばかりを共有できるわけではありません。苦しい時に、家族全員が共に力をあわせて乗り越えることによって、家族は、以前よりも一層固い絆で結ばれ、更に大きな幸せを感じることが出来るのです。
どんな時にも家族の一人一人が、互いを信じ、愛し、助け、励ましあい、教えあい、尊敬しあうことを通して、人間は成長し人格を磨き、そのことによって、生きる力や幸せを掴み取る力を得ることができるのです。
この家族の中で培われた愛や力は、家族以外の他者を思いやり、愛することにつながります。そしてそれが、健やかで温かな人間の社会をつくり、安定した国家を形成します。
家族に愛され信頼され、家族を愛し信頼したことのない人間が、他者を思いやることは出来ません。そうした意味で、家族は、社会や国家にとって、とても重要な存在です。
しかし残念ながら、昨今の事件や社会状況をみると、親子、家族の関係に多くの問題が生じているのも事実です。また、多くの人達が、少子高齢化社会において、子育てや介護に悩みを抱えています。
殊に、子供達を心身ともに健全に育て導く、家庭や社会環境を作ることは喫緊かつ重要な課題と言えます。「日本人は子供を細心の注意と努力を払って大切に育てている」とラフカディオ・ハーンが賛美した日本の子育ては、残念ながら、過ぎし日の日本の姿となってしまいました。
こうしたことを踏まえて、「家族の絆を守る会」は、家族が互いに支えあい、信頼しあえるような子育てや介護のあり方を地域社会の人々と共に考え実践したいと考えています。
なかでも、「家族の絆を守る会」は、親が子供の教育を社会や他人に委ねるのではなく、親が自信を持って、子供に正しい社会性を与えるための躾や教育を行える力を学ぶ機会や、親が子供と共に過ごし遊ぶ時間や場所を提供することで、子育ての支援を行って参ります。
すべての人にとって大切な家族の絆を守り、安定した豊かな社会作りを目指して、特定非営利活動法人「家族の絆を守る会」を、ここに設立いたします。
【家族擁護の国連NGO認可推進を】
●国連の家族政策の歴史(10月16日)
●現在の国連において、フェミニズム的な思想が何故力を持ちえているのか (10月17日)
●フィリス・シュラフリーの論文 「子供の支配をたくらむ新世界秩序」(10月18日)
●ブリガムヤング大学の世界家族政策センター勤務、法学博士の指摘 (10月19日)
●国連主導の「家族解体」政策と闘うアメリカの保守派 (12月3日)
●国連発のフェミニズムに対抗すべく家族擁護の国連NGOの推進を (12月13日)
●国連で障害者条約が採択 (12月17日)
●国連委員会がその権限を越えて、中絶を制限するポーランドを批判 (1月22日)
●「アメリカで女子差別撤廃条約を批准しろ!というドラムの音が鳴り響いている」(1月28日)
●コロンビアの最高裁判所は国連文書を引用して堕胎を正当化(2月13日)
●国連委員会がその権限を越えて、中絶を制限するポーランドを批判 (1月22日)
●「アメリカで女子差別撤廃条約を批准しろ!というドラムの音が鳴り響いている」 (1月28日)
●コロンビアの最高裁判所は国連文書を引用して堕胎を正当化 (2月13日)
●国連人権条約監視委員会の意見を、そのまま反映させたコロンビア裁判所の決定(2月20日)
●国連女子差別撤廃委員長は堕胎を求めていないと強弁(3月3日)
●中国、インド、カナダが、女児の堕胎に反対する国連決議に反対(3月13日)
●ポーランド大統領が基調講演-WCF第4回世界大会(3月16日)
●約束を破って国連最終文書で性別選択堕胎を無視したEU(3月18日)
●ポーランドの欧州議会議員が、ポーランドに反対するヨーロッパ堕胎判決を非難しました(3月23日)
●児童の性転換、自由な性表現を要求する国連職員 (4月1日)
●国連情報番外編:WCF情報(4月4日)
●国連社会主義急進論者による条約の操作に関する新しい記事(4月7日)
●ジョグジャカルタ原則(4月7日)
●国連人権委員会の濫用者を剥奪すべき-家族の絆を守る会設立のご案内(4月16日)
●●「家族の絆を守る会」設立総会(4/26/14時~/衆議院第2議員会館/第1会議室/入場無料)のご案内(稲田朋美衆議院議員ほか来賓挨拶)(4月21日)
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コメント
卑怯者 | URL | -
恥知らず哀れな従軍慰安婦あわれなひきょうもの憐れな
カール・ヨネダ(Karl G.Yoneda) アメリカ一情報兵士の日記(A Nikkei M.I.S Sodier's Diary 1942-1945) PMC出版KK 1989
雨上がりだが空は曇っている。「掃討戦だからミチナの完全占領は時間の問題だ」と一戦友は語る。それでも日本兵は強情に反撃してくる。敵の本部の塹壕に到達したとき、入り口で数名の病傷兵と、驚くなかれ二十余名の朝鮮系慰安婦が中米兵士に取り囲まれている。「どうしたのか」と問うと、「(略)第一一四連隊長丸山房安大佐は、昨夜、こっそりと壮健な部下を連れて逃げ出し、彼らや彼女らを置きっぱなしにした。日本の将校は臆病者だ」という。(96頁)
本部に帰って、臨時拘置所に出かけると、多くの米軍兵隊が涎を流す”ような顔をして鉄条網に寄りかかっている。衛生兵が慰安婦の足や手にできている水虫に薬の手当てをしているのを見ているのだ。(略)どの女も、宣伝放送は塹壕の中にいたので聴いたことがないという。(略)手榴弾を与えられたが使わなかったとのこと。(97頁)
ミチナを守備した日本軍将兵は、”皇国のために”命を捧げた。彼らの指揮官である丸山房安大佐は、特別強固に作られた個人用居室壕で風呂をとり慰安婦の給仕で食事をとり、己の安全のために部下を捨てて後方に遁走した。(略)彼らの指揮者は誰か?いうまでもなく大元帥天皇である。天皇に関しては絶対に書くな、の言明を米国務省から受けているが、この日記には、子供、そしてその子供たちのために私見として、何百万人という日本の若い命を中国に、南太平洋に、ビルマに埋めた責任者は天皇であるとはっきり書き残しておく。
(98頁)
強制的に性労働に従事させられたばかりか、最前線の塹壕内でも好色な大日本帝国陸軍将兵により性奉仕を強制され、負け戦となれば指揮官や壮健な兵隊はさっさと逃げ出して、最後の温情?として自殺用の手榴弾を与えられて敵兵の中に置いてきぼりにされる。従軍慰安婦とは哀れなものだ。
( 2007年05月11日 17:42 [編集] )
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